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【3分でわかる!】スイッチング電源とは

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目次

  1. スイッチング電源とは

  2. 直流と交流

  3. 電力と効率

     

1.スイッチング電源とは

スイッチング電源とは、スイッチング素子を用いて交流(AC)から直流(DC)へと変換する電源です。
現在はスイッチング方式が主流になっているので、「AC-DCスイッチング電源」や単に「スイッチング電源」と呼ばれます。
スイッチング電源は主に、
・ダイオードで整流
・コンデンサで電圧を平滑化
・半導体やICで安定化
する回路が組み込まれ、安全にお使いいただけるよう設計されてます。
電子機器にはICやマイコンが搭載され、電圧変動の少ない安定した直流が必要であるため、スイッチング電源が主流となってます。

2.直流と交流

上記で、スイッチング電源は交流から安定した直流を供給出来るとしました。
直流(Direct Current)とは、たえず同じ方向に流れる電流です。
交流(Alternating Current)とは、一定時間ごとに交互に向きや大きさが変わる電流です。
日本の商用交流の場合100Vで(北米は120V。世界的には200〜240Vが一般的)、その周波数は中部地方より東では50Hz、西では60Hzです。
商用交流は100Vと定められているとはいえ、100±数Vの範囲で電圧変動していたり、瞬停(瞬間的な停電)があったり、本来の波形にギザギザが入って歪んだりします。
そこでユニバーサル入力対応(100~240V/50-60Hz)が出来るスイッチング電源もあり、様々な入力交流から電力を受けても大丈夫なように出来てます。

3.電力と効率

商用交流を直流に安定的に変換するスイッチング電源ですが、変換する際には、どうしても熱として一部は消費されてしまいます。
それでも変換効率としては80~94%になります。
電子機器に欠かせない電源ですが、省電力は電源に課せられた永遠の使命です。
回路は複雑になり部品点数も増えますが、省エネに大きく貢献しています。


当社では、各種AC/DCアダプタやスイッチング電源のカスタムにも対応いたします。
詳しくは、お問合せください。
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