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スイッチング電源のよくある問題と対策事例 (4)

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目次

  1. 熱対策

  2. ノイズ対策

  3. 漏れ電流対策

  4. 静電気対策


スイッチング電源とは、スイッチング素子を用いて交流(AC)から直流(DC)へと変換する電源です。
スイッチング電源は小型・軽量・高効率ではあるのですが、装置によっては、変換する際に、熱やノイズ、漏れ電流が発生したり、静電気の影響を受けやすくもあります。

スイッチング電源には整流・平滑・安定化回路や保護回路等が組み込まれており、日本のPSE (電気用品安全法)を始め各国の安全規格に基づいて設計されております。
熱やノイズ、漏れ電流等に対する対策をする場合、設計変更だけでなく、認証の取り直し等、かなりのコストと時間がかかることがあります。

ここでは、認証になるべく影響を与えない範囲の対策を中心にご紹介いたします。

4.静電気対策

通常スイッチング電源の中には、バリスタという素子が内部に組み込まれ、回路内部を保護しております。
そういった製品に後から対策を施す場合、AC/DCアダプタなどはケース内に最小限のスペースしか残されていないことが多いかと思います。
その様な場合、透明な絶縁シートをケース内に一周、ぐるっと取り付けることで、外からの静電気の影響を減らすことが出来ます。


またスイッチング電源など、絶縁シートの固定が難しい場合は、電気用のRTVゴムの厚みに注意する必要がありますが、静電気の発生しやすい部分に塗布することで一定の効果が確認されております。

 

当社では、各種AC/DCアダプタのカスタムにも対応いたします。
詳しくは、お問合せください。
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