1.はじめに

近年、LTEや5G、LPWA、Wi-Fi、GNSS等、様々な通信規格の多様化が加速しており、
1つのデバイスに複数の通信規格を搭載するケースが増えてきています。
通信規格によっては使用する周波数が異なるので、対応する周波数毎にアンテナが必要になります。
ここで、アンテナの多バンド化が実現できれば、使用するアンテナの本数を減らせることができるため、
デバイス設計への負担が軽減できるメリットがでてきます。
今回は、複数の通信規格を1つのアンテナでカバーできるマルチバンドアンテナ技術のご紹介をします。
2.分岐素子複共振方法

マルチバンド化の手法として、必要な周波数それぞれに共振特性を持たせる技術があります。
アンテナ共振素子を分岐させて配置する方法で、分岐素子複共振方法と言います。
簡単なモデルにおける電界シミュレーション結果を見ると、
それぞれ対象となるアンテナ素子の電界分布が強くなっています。
3.無給電素子による広帯域化

広帯域化の手法としては、無給電素子を用いて帯域を広げることもできます。
これは、ダイポールアンテナに無給電素子を付けたモデルになりますが、
無給電素子を付けると帯域幅が広がっていることが分かります。
電界シミュレーション結果を見ても、
それぞれの周波数に対応するアンテナ素子の電界分布が強くなっていることが分かると思います。
当社では、お客様のご要望にお応えできるよう、様々なアンテナを準備しております。
詳しくは、下記各製品ページをご覧いただくか、お問い合わせください。
