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【3分でわかる!】ローカル5Gとは

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目次
  1. ローカル5Gとは
  2. ローカル5Gの周波数帯
  3. ローカル5Gのメリット

1.ローカル5Gとは

5Gとは、第5世代移動通信システム(5th Generation Mobile Communication System)のことを意味し、高速、低遅延、多数同時接続等特長があります。
「ローカル5G」とは、通信事業者による5Gの通信サービス「キャリア5G」と違い、企業や地方自治体等が地域や産業のニーズに応じて、自らの土地または建物内で構築する5Gネットワークのことです。
ローカル5Gを導入するには、無線局免許の取得が必要となります。

ローカル5G

(一部アイコン画像の著作者:macrovector/出典:Freepik)

2.ローカル5Gの周波数帯

現在ローカル5Gにて使用できる周波数帯は、4.6-4.9GHz及び28.2-29.1GHzとなります。
4.5GHz帯の使用について、4.6-4.8GHzは屋内のみ利用できますが、4.8-4.9GHzは地域によって屋外での利用も可能です。
28GHz帯について、28.3-28.45GHzは屋内・屋外いずれも利用できますが、28.45-29.1GHは屋内利用が基本となります。

ローカル5G周波数帯

3.ローカル5Gのメリット

① 柔軟的に運用可能

ローカル5Gは使用場所や用途等個別のニーズに応じて5Gネットワークを整備することが可能です。そのため、通信事業者ではカバーしづらいエリアでも5Gを利用できます。

② 通信の安定性

ローカル5Gは通信事業者のネットワークと切り離して独立したネットワークを利用するため、災害や通信障害等、外部の影響を受けにくいです。また、Wi-Fiよりも広範囲をカバーできますので、大規模な工場や農地等でもスムーズに利用できます。

③ セキュリティの強化

ローカル5Gは外部のネットワークから遮断された独自のネットワークで送受信できるため、外部からの不正アクセスや情報漏れのリスクを避けられます。さらに、ローカル5Gに接続するにはSIM認証も必要となるため、より高いセキュリティレベルを実現できます。

ローカル5Gは既に製造業、農業、物流や医療等様々な分野で導入されています。今後はさらに多様な利用形態、利用環境で活用され、新たなサービスを創出することが期待されています。


当社では、ローカル5Gにも対応できる各種高周波製品を取り扱っています。
詳しくは、 製品ページ をご覧ください。

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