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アンテナ効率について ‐ アンテナ講座(3)

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1. アンテナ効率の定義





例)

・アンテナに1というエネルギーを入力、0.5という輻射エネルギーの総和となる場合
 ⇒ 効率50%(-3dB)

・アンテナに0dBmという電力を入力、-10dBmという輻射エネルギーの総和となる場合
 ⇒ 効率-10dB(10%)


2. アンテナ効率と指向性の関係



無指向性アンテナの場合

・効率100%に対しアンテナ効率分(-3dB)、全方位のアンテナ利得が低下する。(※1

・通信の相手方が全方位に想定される場合、最大利得よりアンテナ効率の方が運用上、より重要な要素となる。

・実際には完全無指向性アンテナは存在しない為、使用するアプリケーションに適合するアンテナを選択する。

指向性アンテナの場合

・通信したい方位に高い利得を持たせるため、その他方位の利得は無指向性アンテナと比較して低くなるエリアが増す。

・より高い利得を得るためにアンテナ効率も重要ですが、指向性をコントロールするアンテナ設計や低損失伝送線路技術の方が重要な要素となる。

※1 ここでは、全方位に同じ利得を持つ仮想の完全無指向性アンテナを想定しています。


当社では、お客様のご要望にお応えできるよう、様々なアンテナを準備しております。

詳しくは、下記各製品ページをご覧いただくか、お問い合わせください。

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