アンテナ電気的体積: アンテナが動作するために必要な領域を含めた便宜上の体積
帯域幅: 使用される周波数幅(例:2400~2500MHz)
利得: アンテナ利得値(dBi)
効率: アンテナ効率(100%=0dBが最大値)
定数値: アンテナ毎に異なる値
この関係式は、アンテナ特性のトレーオフ関係をイメージ的に理解する為に用いられます。
下記に解釈例を示します。
①アンテナを変えずに(同じ定数値である)
・利得を2倍に増やすには、アンテナ電気的体積が2倍必要となる。
・利得を2倍に増やそうとすると、帯域幅は1/2になってしまう。
・帯域幅を2倍に広げるためには、アンテナ電気的体積が2倍必要となる。
・帯域幅を2倍に広げようとすると、利得は1/2になってしまう。
②帯域幅を変えずに利得を2倍にするには、2倍の定数値になるようなアンテナに変更する必要がある。
ご使用されるアンテナを決める場合、これらの関係を考慮した上で選択されることをお勧めいたします。
当社では、通したい周波数信号に合わせた、アンテナのカスタムにも対応いたします。
詳しくは、下記各製品ページをご覧いただくか、お問い合わせください。
・モノポールアンテナ
・ダイポールアンテナ
・GSM/LTE/5G/BT/Wi-Fi/DSRCアンテナ
・LTCCチップアンテナ